英文法ワンポイントレッスン!!【現在完了形】その2【個別総合学習リアライズ】

勉強法

皆様こんにちは。

個別総合学習リアライズ、塾長の大西です。

 

今回は前回に引き続き、英文法のワンポイントレッスンをお送りいたします。

 

前回は「現在完了の基本形と考え方」をお送りしましたが、今回は「現在完了の3つの用法」を説明していきます。

 

そもそも、現在完了自体、日本語であまり意識して使わない文法だから難しいのに、その上使い方が3つもあるとなると更に難しく感じてしまいますよね。

 

しかし、ご安心ください。

 

どこよりも分かりやすく解説していきますので、最後まで是非読んでいってください。

 


★現在完了の4つの用法★

 

まず初めに結論から言いますね。

 

現在完了には

① 完了・結果

② 経験

③ 継続

 

の3つの用法があります。

 

それぞれ、意味することは異なりますが、根本的な考えは前回の

 

「have + 過去分詞」=「~した状態を(今)持っています」

 

ということは変わりません。

 

「過去の出来事が今に影響を与えている」という前提の下でお話していきますね。

 


① 完了・結果用法

 

現在完了では最もオーソドックスな用法です。

出題率も高く、基本中の基本になる用法ですね。

 

意味としては

「過去から始まった出来事が今の時点をもって終了(完了)しました」

 

という解釈で大丈夫です。

 

例文を見てみましょう。

 

(e.x.) I have already eaten lunch. (私はもうすでに昼食を済ませました。)

 

この英文が現在完了の完了・結果用法になります。

 

ちょっと前に食堂で昼食を食べ始めて、今まさに食べ終わったイメージですね。

 

「昼食を食べ始めたという過去の出来事が今の食べ終わった状態を作っている」

 

こういう風に考えれば、現在完了の基本的な考え方と何も変わっていないことがおわかりいただけると思います。

 

友達に昼食に誘われたけど、もう先に食べちゃった。

 

みたいな昼休みのワンシーンを想像していただければと思います。

 

皆様もそんな経験はございませんか。

 


② 経験用法

 

現在完了は過去に経験したことを述べることができます。

 

その映画は2回観たことがあるとか、その遊園地には4回行ったことがあるとかです。

 

例文を見てみましょう。

 

例えば、友達の家で映画を観ないかと誘われた場面を想像してみてください。

 

でも自分はその映画を過去に観たことがあった場合、

 

(e.x.) I have already seen the movie twice. (私は既にその映画を2回観たことがある)

 

この英文の解釈としては、「2回も同じ映画を観た過去の出来事があるので、その映画は今観なくていいかなという状況を作っている。」

 

という点にあります。

 

展開も結末も知っている映画は別に誘われもわざわざ観ないことが多いのではないでしょうか。

 

ちなみに、回数を英語で表現する時は、1回はonce、2回はtwice、3回以降はthree times, four times, five times…と続いていきます。

 

1番目、2番目という” first ” ” second “と混同しないように注意しましょう。

 


③ 継続用法

 

現在完了には「継続」と呼ばれる用法があります。

 

完了してるのに継続??

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

現在完了の本質的な意味は「過去の出来事が今に影響を与えている」ですから

 

こういった用法もあるんですね。

 

例を見てみましょう。

 

(e.x.) He has been studying since I came home.(彼は私が帰った時からずっと勉強している。)

 

こういった英文が、現在完了の継続用法です。

 

この英文は他の用法の例文よりちょっとだけ複雑なので、解説します。

 

” has been studying “の部分がなぜこうなっているかというと、

 

これは単純に「have + 過去分詞(現在完了)」+「be + ~ing(現在進行形)」という風に、現在完了と現在進行を2つとも組み合わせているからです。

 

” be “の過去分詞形は” been “ですから、こういう形になるというわけです。

 

慣れないうちは頭の中が混乱するかもしれませんが、落ち着いて構造を理解してくださいね。

 

また、この英文は「ずっと」というところが肝になります。

 

「私」が帰宅したのは過去ですが、その時から今に至るまで彼の勉強は続いているという意味を理解してください。

 

これが例えば、「過去進行形」を使ったこの英文だと、

 

(e.x.) He was studying since I came home.(私が帰った時、彼は勉強していた。)

 

一見、上の英文も「継続」の英文も意味は変わらないように見えてしまいます。

 

ですが、ここで現在完了の本質を思い出してください。

 

そう、「過去の出来事が今に影響を与えている」でしたね。

 

この過去進行形の英文だと、「私」が帰った時は勉強していたが、「今」は勉強しているのかが不明瞭になってしまいます。

 

もしかしたら今は友達と出かけているのかもしれないし、昼寝をしているかもしれない

 

つまり、現在完了で表現しないと、「今」も勉強していることが伝わらないんですね。

 

これが、現在完了継続用法の基本です。


さて、今回は現在完了の主要な3用法を解説しました。

 

本当は、疑問文・否定文の作り方、各用法で使われやすい副詞について等、

 

まとめて解説したいことはまだまだあるのですが、長くなるので、それはまたの機会にしたいと思います。

 

それではまた次回お会いできることを楽しみにしています。

 

 


 

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