現代文の勉強方法①【個別総合学習リアライズ】

勉強法

皆様こんにちは。

個別総合学習リアライズ、塾長の大西です。

 

先日、リアライズへの問い合わせがありました。

 

当塾に興味を持っていただけて本当に嬉しいです。

 

もし、このブログをご覧になられて、少しでも気になると思ってもらえたのであれば、遠慮なくお問い合わせくださいね。

 

さて、今回は、5教科の中でも最も勉強しにくいと評判の「現代文」についてフォーカスを当ててお話していこうと思います。

 

皆さん、現代文の勉強ってやっていますか?

 

自分が学生だった頃や、教壇に立っていた時を思い返してみても、現代文の勉強法に苦しんでいた学生は多かったように思います。

(もちろん私も、現代文は最後の最後まで感覚で解いていました。)

 

英語なら単語や文法の暗記・演習、長文読解、数学なら公式の暗記、演習問題を通して数をこなす等、

 

なんとなくでも勉強法のイメージというのはあると思います。

 

ですが、こと現代文というのは、そういった、「これをすればいい」という勉強法がイメージしづらいのではないでしょうか。

 

やはり生徒もそう感じているようで、

 

「現代文ってなにすればいいか分からない」

「勉強しなくても取れるときは取れる」

 

といったお声を今まで数多く聞いてきました。

 

私のかつて教師だった頃、当時の現代文の先生に勉強法を尋ねても、「こうすればいい!」というようなはっきりとした回答はいただけませんでした。

 

それほどに勉強しづらいのが「現代文」だということです。

 

なので、今回は、現代文の勉強法を順を追って解説いたします。

 

普段の勉強の参考にしてみてくださいね。


現代文の勉強法① まずは「語彙力」を増やそう

 

ところで皆さん、英語や古文といった教科はまず初めに何を勉強しますか?

 

そう、「単語」です。

 

単語を知らなければ英文は全く読めませんし、古文もまた然りですね。

 

だからこそ、現代文の勉強においても、単語を覚える勉強を意識してほしいのです。

 

え?

 

でも単語って言っても、日本語なんだからそういう勉強は要らないのでは?

 

と思われる方もいると思います。

 

しかし、普段から使っている日本語ならまだしも、現代文という教科は、普段耳にしない言葉もよく出てきます。

 

例えば、「抽象」と「具体」という言葉を日本語で正確に説明できますか?

 

何となく意味は分かるかもしれませんが、正確に説明しろと言われると難しいですよね。

 

答えとしては、

 

「抽象」→「事物などからある要素・側面・性質をぬきだして把握すること」

「具体」→「物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること」

 

です。

 

簡単に言うと、

 

「はっきりした実体がある様子を示す言葉」が「具体」で、

「遠目にぼんやりと概念化させた言葉」または「物事の一部だけを切り取り、他を排除する」というのが「抽象」です。

 

こうやって言われると、意外と「へーそうなんだ。。。」となりませんか?

 

もしそう思ったのなら、本当の意味でこの2つの言葉を理解していなかったということなんです。

 

で、現代文はこういった小難しい言葉が数多く出てきます。

 

英語でもそうですが、1つの文章に知らない言葉が2~3位あるともうその文章は読めません。

 

文章が読めないのに、設問に答えられるわけがありませんよね。

 

そうなると最後は「勘」に頼って答えを選ばざるを得なくなります。

 

この「勘」が当たっていれば高得点、「勘」の調子が悪いと低得点になります。

 

これが、現代文でよく見られる、取れるときは凄い取れるけど、ダメなときはとことん低い。

 

つまり、「点数の上下が激しすぎる。」という現象の原因なんです。

 

それでは現代文の確実な力を養うことはできません。

 

ですので、現代文が苦手だという方は、まず「語彙力」を増やすことを意識してみてください。

 

おススメは「現代文キーワード読解(Z会主出版)」か、それが難しすぎる方は「ことばはちからダ!(河合塾出版)」

 

という参考書がおススメです。

 

英単語と同じように、1日に覚える量を決めて、着実に暗記していってください。

 

そうすると、いつのまにか難しめの文章でも、意味を外さずに正確に読めるようになっていきます。


現代文の勉強法② 答え合わせ後のやり直しを徹底しよう

 

現代文の問題を解き終わった後、皆さんは答え合わせをすると思います。

 

ところで、その答え合わせはどこまで徹底してやれていますか?

 

私が指導してきた中で圧倒的に多かったのは、「丸バツだけつけて終わり」というものでした。

 

また、そうでなくても、少し解説を読んで、「あぁ、そういうことか」で終わっている方が多かったように思います。

 

しかし、それでは現代文の力はつきません。

 

大事なのは、「何故自分の答えは間違っていて、その答えが正解なのかをしっかり理解する」ことなんです。

 

自分は3番の選択肢を選んだけど、答えは1番だった。

 

1番の解説を読んだら何となく納得したので、次に進んだ。

 

これでは駄目です。

 

解説を読んで納得するのはもちろん大切ですが、

 

自分が選んだ選択肢はどういう理由でダメなのかということをはっきりさせなければ、次も自分の答えに自信を持って解答することが出来なくなります。

 

3番の選択肢はこの部分の意味が本文中のこの部分と食い違っているからダメなんだ。

 

という風に、自分の間違いに納得いくまで解説に目を通してください。

 

それでも分からなければ先生にちゃんと聞いてでも解決しましょう。

 

中には、明らかに1も3も正解だろうというような悪問もないことはないですが、99%の問題にはそういった正解の根拠があります。

 

その根拠を見抜く癖をつけていってください。


現代文の勉強法③ 自分の意見は捨てよう

 

現代文でよくある落とし穴です。

 

実は、現代文においては「自分の意見」というものは不要なんです。

 

作文や論文ではもちろん必要ですが、「読解」という単元においては「自分の意見」は不要です。

 

求められているのは、「あなたはどう思うか」ではなく、「作者はどう思っているのか」なのですから。

 

「作者がどう思っているか」という問題に対して、「私はこう考えるからこれだろう」というのは通用しません。

 

本文中には作者の考えがあり、作者の結論が述べられています。

 

そういった作者の主義主張を自分でかみ砕いて、最も適した選択肢を選ぶのが現代文です。

 

そこに自分なりの意見を混ぜてしまうと、どれも正解に思えてきて、客観的に選択肢を絞ることが出来ません。

 

本文で「○○○は異なっている。」と書かれているのに、「自分は○○○も正しいと思う。」と勝手に解釈してしまうと、途端に思考がぐちゃぐちゃになります。

 

ですので、現代文を読む際には、限りなく自分の思考をフラットにし、作者の主義主張に自分の考えをシンクロさせる必要があるのです。

 

自分はそんなことしていないと思いますか?

 

しかし、これは、大多数の人が無意識にやってしまっていることなんです。

 

読解の際は作者の意見が自分の意見だと思って、読み進めてください。

 

大切なのは「主観(自分がどう思うか)」ではなく、「客観(第3者目線)」です。

 

是非、意識してくださいね。


 

さて、長くなってきましたので、続きは次回にしたいと思います。

 

それではまた。

 

 


 

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