英文法ワンポイントレッスン!!【不定詞】その1【個別総合学習リアライズ】

勉強法

皆様こんにちは。

 

個別総合学習リアライズです。

 

梅雨の再来なのかと疑うくらいに雨の日が続いていますね。

 

洗濯物も乾かないし、部屋干しだと何か匂う気がするしで、非常に困ったものです。

 

気分を切り替えて、今回は少し前にお送りした英文法ワンポイントレッスンの続編をお届けします。

 

テーマは「不定詞」です。

 

学校でも「to + 動詞の原形」という風に習った方が多いのではないでしょうか。

 

リアライズの生徒さんが、不定詞が特に苦手だと話していたので、記事にしてみることにしました。

 

複雑な事はいったん抜きにして、今回は不定詞の基本を全3回に分けてまとめたいと思いますので、どうか最後まで見ていってくださいね。

 


不定詞の基本的な意味

 

英文法を勉強していく上で、殆どの人がつまづく単元が個人的には4つあると思っています。

 

それは

・完了形(現在完了・過去完了・未来完了)

・準動詞(不定詞・動名詞・分詞)

・関係詞(関係代名詞・関係副詞)

・仮定法(仮定法過去・仮定法過去完了)

 

です。

 

関係詞には「疑似関係代名詞」であったり、仮定法には「仮定法未来」みたいなものもあるにはありますが、

 

ややこしくなるので上では省略しています。

 

今回の「不定詞」はと言うと、上の「準動詞」に分類されるものです。

 

準動詞というのは、「動詞に準ずるもの」という意味で、動詞から様々な用法に派生したものの総称だと思ってください。

 

もっと詳しくは高校で勉強するかと思います。

 

さて、そんなややこしそうな「不定詞」ですが、根っこの考え方は非常に簡単です。

 

「不定」というのは要するに「形が定まっていない」ということ。

 

「特にこれといった用法が1つに定まっておらず、様々な用法で使える詞(ことば)」というのが「不定詞」の本来の意味です。

 

考えてみればそのまんまですね。。。

 

では、様々な用法とは何があるのでしょうか。

 


不定詞の用法

 

様々な用法があると言っても、何も無限にあるわけではありません。

 

不定詞の用法は大きく分けて3つだけです。

 

① 名詞的用法

② 形容詞的用法

③ 副詞的用法

 

これだけです。

 

この3つの用法が学習者を苦しめているわけです。

 

ぱっと見た感じでは、3用法全て「to + 動詞の原形」なので、ちゃんと理解していないとどれがどれだか判別できない上、

 

③ 副詞的用法の中身が少し細かいことが主な原因ですけども。。。

 

1つずつ見ていきましょう。

 


不定詞の用法① 名詞的用法

 

まず最初は名詞的用法です。

 

解説に入る前に、この「的」という意味を理解しておいてください。

 

「的」というのは平たく言うと「~みたいな」という意味です。

 

つまり、名詞的用法というのは「名詞みたいな使い方」という意味だと捉えておいてください。

 

ところで皆さん、「名詞」って何のことか分かりますか。

 

名詞というのは「物の名前」のことですよね。

 

「名前を表す詞」=名詞

 

ですね。

 

簡単な例文を挙げてみます。

 

(e.x.) She bought the book yesterday.(彼女はその本を昨日買いました。)

 

この英文における「名詞」は何でしょう?

 

正解は” She “” book “です。

 

(” bought “は動詞、” the “は定冠詞、” yesterday “は副詞です。)

 

” She “は英文中で主語(S)の役割を、

 

” book “は” buy (~を買う)”という動詞の「~(買ったもの)」にあたる部分ですので、目的語(O)の役割を担っています。

 

名詞は英文中で「主語」にもなれるし「目的語」にもなるということをご理解ください。

 

では、「不定詞の名詞的用法」とは何なのか。

 

それは、「to + 動詞の原形」という形が英文の中で「主語」や「目的語」の役割を担っているという意味なんです。

 

名詞が「主語」や「動詞」になれるなら、名詞の類似品みたいな「不定詞の名詞的用法」にも同じことができるのです。

 

下の例文を見てください。

 

(e.x.) To play the video game is fun.(そのテレビゲームで遊ぶことは楽しい。)

 

この英文の中で” To play “という「to + 動詞の原形」はどんな役割をしていますか。

 

そうです、1つ目の英文の” She “と全く同じ、主語の役割をしていますよね。

 

” To play the video game “(そのテレビゲームで遊ぶこと)という、単語を5つ引き連れた1つの塊になって、文章中で主語になっています。

 

また、この英文はどうでしょうか。

 

(e.x.) My father decided to stop smoking. (父は禁煙を決意しました。)

 

” to stop “に注目してください。

 

この” to stop “は動詞” decide (~すること止める)”の「~(すること)」にあたる部分、つまり動詞の目的語になっています。

 

1つ目の英文にあった、” buy “の目的語になっていた” book “と全く同じですよね。

 

まとめると、

 

「名詞は英文で主語にもなれるし目的語にもなれる、不定詞の名詞的用法もそれと同じことができる!!」

 

ということです。

 

ちなみに、名詞的用法の訳し方は慣れないうちは「~すること」で覚えておきましょう。

 

「テニスをすること(名詞)」や「禁煙すること(名詞)」といった訳し方で結構です。

 

(名詞は英文中で補語(C)にもなれますが、今回は主語(S)と目的語(O)のほうが分かりやすいかと思い、省略しています。)

 


 

はい、今回は不定詞の名詞的用法を簡単に解説しました。

 

名詞みたいに使える「to + 動詞の原形」なんだなあというイメージを持ってもらえれば十分です。

 

ということは、「形容詞的用法」や「副詞的用法」というのも大体、察しがつくのではないでしょうか。。。

 

次は「形容詞的用法」について解説しますね。

 

それでは。

 

 


 

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