英文法ワンポイントレッスン!!【不定詞】その2【個別総合学習リアライズ】

勉強法

皆様こんにちは。

 

個別総合学習リアライズです。

 

今回は前回に引き続き、「不定詞」について解説いたします。

 

前回は「to + 動詞の原形」の名詞的用法についてやりましたね。

 

今回は「to + 動詞の原形」の形容詞的用法について学習しましょう。

 


不定詞の用法② 形容詞的用法

 

形容詞的用法を理解するには、まず「形容詞」という品詞の役割を理解する必要があります。

 

形容詞とは、「名詞をより具体的に形容する(ことば)」です。

 

例えば、「鳥」というのは名詞ですよね。

 

その「鳥」という名詞に具体的な補足説明をするのが形容詞なんです。

 

「青い」

 

であったり、他には例えば

 

「美しい」

 

であったりです。

 

この「青い」と「美しい」はそれぞれ「鳥」と「花」という名詞を形容していますよね。

 

具体的にどういう鳥なのか、花なのか、という補足説明をしているのが形容詞です。

 

英文で見てみましょう。

 

(e.x.) She married the kind man.(彼女はその優しい男性と結婚しました。)

 

この英文中の” kind(優しい) “は名詞の” man(男性) “を補足説明していますよね。

 

具体的にどういう男性なのかということを形容詞である” kind(優しい) “が補足説明しているのです。

 

「名詞を具体的に補足説明する品詞が形容詞である」ということをここでしっかり理解してください。

 

さて、本題の不定詞の形容詞的用法について触れていきましょう。

 

まず例文を見てみましょう。

 

(e.x.) I have two books to read today.(私は今日読むための本を2冊持っています。)

 

” to read “に注目しましょう。

 

この不定詞は英文でどのような役割をしているでしょうか、少し考えてみてください。

 

 

 

はい、正解は” book(本) “という名詞の補足説明です。

 

何をするための本なのかということを” to read “が補足説明してます。

 

” two books to read “で「読むための2冊の本」と言っているのです。

 

もう1問見ましょう。

 

(e.x.) I have a lot of work to do today.(私は今日しなくちゃいけない仕事がたくさんあります。)

 

” to do “に注目ですよ。

 

この” to do “は名詞の” work(仕事) “を補足説明していますよね。

 

具体的にどんな仕事なのか教えてくれているわけです。

 

” work to do “で「やるべき仕事」という意味です。

 

形容詞的用法の主な訳し方は「~するための」で、入門としては大丈夫です。

 

これが、不定詞の形容詞的用法です。


通常の形容詞と形容詞的用法の違い

 

形容詞的用法のイメージは何となく伝わったでしょうか。

 

名詞を補足説明するものが形容詞なんだから、「形容詞的用法もそれと同じなんだ」という理解をしていただければ幸いです。

 

ですが、ここで1つ注意点があります。

 

それは、” blue “や” beautiful “といった1語の形容詞と、” to read “や” to do “等の形容詞的用法には、配置する順番に違いがあるということです。

 

どういうことかと言いますと、

 

” blue bird(青い鳥) “や” beautiful flower(美しい花) “はそれぞれ、「形容詞→名詞」の順番ですよね。

 

対して

 

” two books to read “(読むための2冊の本) “や” work to do(やるべき仕事) “はそれぞれ「名詞→形容詞」という順番になっていませんか。

 

ここが大きなポイントです。

 

不定詞の形容詞的用法は原則として、「名詞の後ろに置いて、後ろから前の名詞を修飾する」のです。

 

ですので、名詞の後ろに「to + 動詞の原形」があったら、「これは形容詞的用法か?」といった疑いを持つことができます。

 

ちなみに、何故、後ろから前の名詞を修飾するのかといいますと、

 

to以下が長くなった場合に非常に読みにくいからなんです。

 

” two books to read “だけではなく、” two books to read~~~~~~~~~~~”と続いた場合、「形容詞→名詞」の順番通りに

 

” to read~~~~~~~~~~~ two books “

 

と書くと、めちゃくちゃ読みづらいですし、結果が先延ばしにされてしまいますよね。

 

「読むための…えっと….…………何なの?」といった感じです。

 

英語は基本的に、「結果」を先に述べてから後で色々補足説明することを好む言語です。

 

結果を述べずにグダグダと書き続けるのは非常に嫌われるんです。

 

ここは結果を後回しにしがちな日本語と大きく違う所ですね。

 

これは、今回の形容詞的用法だけに限った話ではありません。

 

他の文法でもそういったことが多々あります。

 

なので、英語は先に結果を述べる言語なんだと理解しておいてくださいね。

 


 

それでは今回はここまで。

 

それでは週明けにまたお会いしましょう。

 

よい週末を。

 

 


 

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