【受験生必見】合格する為に意識してほしい3つのこと【個別総合学習リアライズ】

勉強法

皆様こんにちは。

 

個別総合学習リアライズです。

 

まだまだ新型コロナの脅威は収まってはいませんが、近隣の中学校は新学期が始まりました。

 

中3生や高3生といった受験生にとってはここから冬までより一層気合を入れて勉強に集中する時期となります。

 

そこで今回は、志望校合格の為に受験生に意識してほしいことをいくつかご紹介していこうと思います。

 

自分の今までの生活を振り返ってみて、ちゃんと効率のいい学習が出来ているのか確認する材料にしてもらえたらと思います。

 

それではいきましょう。

 


意識すること① 朝から頭を動かす習慣をつける

 

受験生の中には、自分は夜型なので夜に勉強する関係上、朝昼は頭が回らない。

 

というタイプの受験生もいるかと思います。

 

実は私もどちらかというと夜型の人間で、何をするにしても夜の方が捗るタイプですので、その気持ちは非常によく分かります。

 

ですが、こと受験生に関しては、朝昼に頭をフル回転させる習慣をつけておいてほしいと思います。

 

理由は簡単で、入試は朝から行われるからです。

 

朝、会場に集合し、試験監督から説明を受け、凄まじいプレッシャーと緊張感の中で何時間も集中して問題を解かなければなりません。

 

それが入試なのです。

 

そこで、夜型だからと上手く思考がまとまらなくて実力を発揮できないと、ケアレスミスが頻発し、残念な結果になってしまう可能性が高まります。

 

普段なら取れていた問題も取りこぼしてしまうかもしれません。

 

そうなったら後悔してもしきれませんよね。

 

入試には何日も前から入念に体調管理を行い、最高のコンディションで臨む必要があります。

 

そうまでしても結果がどうなるか分からないのが入試なのです。

 

受験は水物とはよく言ったものだと思います。

 

私と同じ夜型の人は、本番で間違っても眠くなったりしないよう、無理にでも今から生活サイクルを整えていきましょう。

 


意識してほしいこと② 過去問を隅々まで分析する

 

とても大事なことです。

 

まず、過去問を最低でも5年分は解き、自分の第一志望の問題傾向を分析し、その中で自分がよく間違える苦手な単元を洗い出します。

 

その苦手な所を残りの期間でどうやって克服するのか、また、今より得点を伸ばすにはどうしたらいいのか。

 

合格までの道のり・スケジュールを自分でしっかりと考える必要があります。

 

過去問で合格点が取れていても、本番では緊張感から実力を発揮できず残念な結果になることも大いにありますので、

 

過去問の点数だけで一喜一憂してはいけません。

 

大切なのは、自分が間違えた問題と似たような問題が出た場合、次に間違えないようにすることなのです。

 

また、非常にレアなケースですが、過去問や他大学の過去問がその年の入試問題と被ることがあります。

 

私の経験としては、何年か前の関西大学の古文が、その年の入試本番の同志社大学の問題と被った時がありました。

 

その時はその関西大学の過去問をしっかりとやり直しをしていましたので、かなりの高得点が取れたことを覚えています。

 

これはしっかりと解き直しをしていたからの功績ですので、やはり解き直しは非常に大事だと言えます。

 

英語や現代文は日ごとに文章が増えていますので、被ることは殆どありませんが、古文はこれ以上増えないので、こういった例もあるのです。

 

受験に合格する為には過去問の研究は必須と言っても過言ではありません。

 

極端なことを言えば、過去10年分の中で一度も出題されていない単元の勉強は殆どやる必要がありませんし、

 

逆に毎年のように出題される範囲は重点的にマスターしておく必要があります。

 

そうやって、どの範囲をどのくらい勉強するべきかの指針にしたり、今の自分の実力は過去の合格点と比べてどれくらい離れているのかを測ったりするツールこそが過去問なのです。

 

過去問で合格点が取れていたからと言って油断することなく、更なる点数アップを目指していきましょう。

 


意識すること③ 休む時は休み、精神状態を平常に保つ

 

最後にお伝えしておきたいのは、「休む時は休む」ということと「メンタルコントロール」です。

 

受験生の中には、一種の強迫観念にとらわれてしまって、身体も精神も疲れているのに、全く休まない人がいます。

 

少しでも休むと合格できないといった恐怖感がもしかしたらあるのかもしれません。

 

夜も遅くまで勉強し、朝も早く起きて勉強する、食事や入浴は素早く済まし、また机に向かう。。。

 

一生懸命勉強すること自体はとても良いことなのですが、何事にも限度がありますよ。

 

私の高校時代の恩師の言葉で、「3つのム」という言葉があります。

 

それは

・ムリ

・ムラ

・ムダ

 

を指す言葉で、「ムリ」な勉強を行えば「ムラ」が出来る。「ムラ」のある勉強は結局「ムダ」になってしまうという意味です。

 

脳が休息を欲しているのに、そこで無理に勉強しても効果は期待できません。

 

それならいっそ、1日くらいは勉強から離れてしっかりと休んで、身体も脳もリフレッシュさせた方が結果として効率が良いでしょう。

 

私も受験生時代、勉強は学校の自習室で集中して行い、家では寝る前に軽く単語の暗記をする程度でした。

 

(母からは「勉強しなくていいの?」とずっと心配されていましたが…)

 

そうやってメリハリをつけた学習スタイルが受験生には必要だと思っています。

 

また、受験が近づくにつれて、急に学校に来なくなったり、イライラして家族や友達に八つ当たりしてしまう人がいます。

 

気持ちは分からなくはないですが、自身の受験経験や教員時代の経験から言わしてもらうと、そういう受験生は大体が残念な結果になってしまっています。

 

逆に、受験前でもいつもと変わらない、いつも通りに学校に来ていつも通りに勉強する受験生はちゃんと受かってきます。

 

個人的にですが、受験において、一番大切なのは「学力」ではないと考えています。

 

勿論、その志望校に合格する学力は必要ですが、それよりも大事なものがあります。

 

それは「メンタルの強さ」です。

 

数多くの生徒を今まで見てきましたが、メンタルの強い生徒はやはり受験にも強い傾向があります。

 

過去問では一度も合格点を取れなかったけれど、やれるだけのことをやったので本人は自信に満ち溢れている。

 

最後の最後までいつも通り勉強し、結果として合格を勝ち取ってくる。

 

こういう生徒も数多くいました。

 

教師の立場としては、「いやーこの大学はちょっと厳しいんじゃないか…」

 

と内心思っていたとしても、本人は自信とやる気満々。

 

そして、その自信が「合格」を強引に引き寄せるといったことは珍しくありませんでした。

 

そういった経験から、時にメンタルの強さは本来の実力以上の力を発揮するのだと私は思っています。

 

思い返せば、私も模試で第一志望の判定は常にE or Dでした。

 

でも、何故か受かる気がしていて、そんな判定の模試結果は丸めてゴミ箱に突っ込み、勉強していた記憶があります。

 

裏を返せば、どれだけ合格出来る学力を備えていても、メンタルが弱く、自分に自信が無い場合、本来の力を発揮できずに落ちてしまう。。。

 

といったことも考えられます。

 

平常心を忘れずに、過度に負荷のかかる勉強は控えてくださいね。

 

では本日はここまで。

 

また次回お会いしましょう。

 

 

 

 

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