成績アップの絶対条件とは?

勉強法

どうしても成績が伸びない原因とは??

自分なりに勉強しているのに全く成績が伸びない。

むしろ下がってきているような気がする。

こういった悩みはありませんか?

勉強法や生活リズム、学習環境、使用教材等、原因は色々あるとは思います。

ですが、今までの指導や自身の経験を振り返って考えてみた時、成績が伸びない生徒に共通して言えることが1つだけあります。

それは、「暗記」から逃げているということです。

英単語もなんとなく暗記したつもりになっているけど、その精度は非常に不安定で、本番で使えるほどのものではないといったことが多いです。

そんな生徒が決まって言うのは「ここ覚えても意味ない」とか「自分なりに暗記はちゃんとしてる」とかです。

どちらもお決まりのフレーズです。

日本の資格試験はほぼ全てが合格するには暗記が必要と断言しても過言ではないものばかりです。

入試もそうですし、司法試験や医師国家試験を始めとした超難関試験、果ては英検・漢検、運転免許等、我々に馴染みのなる試験も全て暗記が必要です。

一切の暗記をせずに合格できる試験なんてものはそもそも「試験」ですらありません。

日本の詰め込み教育がよく批判されますが、英語で「塾」は” cram school”と言い、” cram “の意味は「詰め込み」です。

また、中国の大学受験は日本より遥かに熾烈で、進学する大学で「その人の人生が決まる」とまで言われており、幼い頃から良い大学に行くために塾で徹底的に知識を詰め込んでいく過程も非常に多いそうです。

まあつまり、勉強の本質は「詰め込み」=「暗記」ということです。

暗記は試験合格の絶対条件と言うのは日本だけの話ではなく、世界中どこも変わらないのです。

暗記せずに合格できる試験など無いということをご理解ください。

ですので今回は効果的な暗記方法について少しばかりお話していこうと思います。

 

一回に覚える範囲を少なくする

意気込んで暗記をしようとする人ほど、一回の範囲が多くなりがちです。

英単語なら100個や200個、歴史系なら教科書20ページ近くの量を一気に覚えようとしがちです。

不可能とまでは言えませんが、まだ自分のスタイルも出来上がってない内にそんな膨大な量を一気に覚えるのは、時間だけかかって中身の薄い暗記になりますのでかえって逆効果です。

まずは、一度に覚える範囲を少なくしましょう。

英単語なら一回に覚える量は10個程度に絞ってしまった方が効率がいいです。

1日で10個というわけではありませんよ。

30分でその10個を完璧に覚えるといったように、時間制限をつけてメリハリのある暗記をしましょう。

その後は自分でテストをし、2秒以内に即答できるか確かめ、次の10個に進みましょう。

そうすると1日で100個の単語は割りと簡単に覚えられたりします。

最後にその日覚えた範囲を全てテストし、自分の知識を確かめましょう。

また、週末でも結構ですのできちんと時間を取り、その週に暗記した範囲をもう一度テストし、覚えきれていないものは単語カードを作るなどして、自分だけの単語帳を作るとより一層、知識が定着しますのでオススメです。

 

ひたすらテストをする

前回、こちらの記事の中で、アウトプットが大切だというお話をしました。

学力の定着の為には問題演習を通した入念なアウトプットは欠かすことのできない要素です。

それは暗記という作業においても同じことで、覚えた知識をいかに早く正確に出せるかで本番での結果は大きく変わってきます。

というよりむしろ、暗記と問題演習は1セットなので、暗記をきちんとしないといくら演習しても効果は薄いとも言えます。

「暗記→知識の定着(テスト)→覚えた知識で問題演習」

この流れが王道と言えると思います。

つまり、「暗記した知識を正確に出すアウトプット」と、「その知識を使って問題を解くアウトプット」の2種類のアウトプットが必要ということです。

どちらが欠けても確実な成績アップには繋がりませんので、バランスよくアウトプットの練習ができるようにしましょう。

 

本日は以上です。

暗記から逃げても結局、成績は伸びませんので、しっかり正面から向き合って取り組んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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