睡眠時間は重要!!
皆様こんにちは。
個別総合学習リアライズです。
受験生の皆さん、睡眠時間はきちんと確保できてますか。
受験生に限らず、どんな人でも睡眠は欠かすことのできない要素かと思いますが、受験生にとってはより一層重要です。
今回はそんな「睡眠」に関して色々とお話していこうと思います。
① 受験生に必要な睡眠時間は?
正直、身も蓋もない言い方ですが、これに関しては人それぞれです。
世の中にはショートスリーパーと呼ばれる人とロングスリーパーと呼ばれる人が存在します。
ショートスリーパーは睡眠時間6時間未満の人で、ロングスリーパーは10時間ほどの睡眠時間を要する人のことを指します。
一般的には学生も7~8時間程度の睡眠が必要と言われてはいますが、実のところ、科学的な根拠は無く、上記のような体質の人もいますので、一概に決めることはできません。
しかし、日中に眠気を感じるといった場合は、睡眠不足である可能性が非常に高いため、あまり夜更かしして勉強をせず、布団に入った方が良いでしょう。
② 勉強と睡眠の関係性はある?
結論から言うと、大いにあります。
今まで数多くの受験生を見てきましたが、テスト前の受験生には大きく分けて2パターンあります。
「徹夜で勉強した」という生徒と、「いつも通り寝た」という生徒です。
自分も受験生だった頃、焦って徹夜で勉強したことがあります。
ですが、そういう時に限っていい結果は出ないものです。
冷静に考えると、睡眠不足で頭もろくに回らない状態で試験を受けていい結果が出るわけもないのですが、試験前ということで焦って徹夜で勉強してしまうことは受験生にはままあることでしょう。
一方で、試験前でもいつも通り、決まった時間に寝て万全のコンディションで挑んだ場合、結果は火を見るよりも明らかです。
人間の睡眠にはレム睡眠(記憶の整理・定着を司る睡眠)とノンレム睡眠(体の疲労を回復させることを司る睡眠)があり、勉強した知識はレム睡眠を経ることで脳に記憶されます。
睡眠時間が短いということは、こういった記憶・知識を定着させる時間が短いということです。
それではせっかく勉強した知識も無駄になってしまいますよね。
ですので、受験生の皆さんは、最低でも6時間以上の睡眠は取ることをオススメします。
また、英単語や公式等、暗記系の勉強は寝る前が効率が良いと言われているのはこういった理由からです。
覚えてすぐ寝ることで、知識が新鮮なまま脳にインプットされるというわけですね。
③ なかなか眠れない時はどうしたらいい?
眠れない原因はいくつかあります。
一例を挙げると
・ストレス
・生活リズムの乱れ
・外的環境
・カフェインの過剰摂取
・病気
等が挙げられますが、特に「ストレス」が受験生のみならず現代人の睡眠不足の原因としては大きいでしょう。
ストレスを克服し、気持ちよく眠る為には「心身をリラックスさせる」ことが重要です。
夜、特に周りも暗くし、布団に入っている時は何かと深い思考に陥りがちです。
昼間はそうでもないのに、夜になると物事をどんどん悪い方に考えてしまって、不安でますます眠れなくなるといったことがあるでしょう。
その際に最もやってはいけないことは、「光の刺激を受けること」です。
人間は「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」というシステムがあります。
これは人間という生き物本来のシステムです。
ですので、スマホを至近距離で見てしまうと、あまりの明るさから脳が「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されます。
すると、脳が覚醒し、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなるのです。
眠れない時はスマホは絶対に見ず、部屋に優しい曲調の音楽をかけてあげると非常に効果的です。
というのも、人の活動時の脳波はβ波と言われ、リラックスして眠りにつくときはα波に切り替わるからです。
この切り替えを音楽によって行い、眠りにつきやすくするのです。
今はYouTubeなどでヒーリングミュージックが簡単に聴くことができるので、睡眠不足にお悩みの方は是非試してみてくださいね。
それでは今回はここまで。
また次回お会いしましょう。
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